捜索願リスト一覧と警察が公開捜査に進展させる条件
行方不明者を発見するためには、できるだけ多くの人に情報提供を呼びかける必要があります。
警察に捜索願を出し、公開捜査をしてもらうのが最適といえますが、そのためにはどうすればいいのでしょうか?
ここでは、警察の公開捜査と人探しを公開捜査に発展させる方法について説明します。
まずは、実際に警察が公開している行方不明者の情報を見てみましょう。
インターネット上では、警察庁の公式サイトで確認することができます。
行方不明者に関する情報提供のお願い
このページでは、都道府県ごとに行方不明者の公開情報を見ることができます。
本名や写真に加え、外見的特徴、失踪時の服装、その他注意点などが確認できます。
自分の住んでいる都道府県で、どのくらいの公開捜査が行われているのかチェックしすることができます。
また、行方不明者の情報提供を呼びかけている民間団体も存在します。
代表的な2つの団体の公式サイトを見てみましょう。
日本失踪者捜索協力機構
日本行方不明者捜索・地域安全支援協会
どちらのサイトにも、数多くの行方不明者の情報が掲載されています。
これらの団体や警察に協力してもらえれば、行方不明者を発見できる確率は高くなるでしょう。
警察が公開捜査に踏み切るには、一定の条件を必要とします。
1つは事件性があること、もう1つは緊急性が強いことです。
つまり、行方不明者が事件や事故に巻き込まれている可能性が高く、早期に発見しなければ命の危険がある場合に公開捜査が行われます。
行方不明者本人が犯罪を行おうとしている場合も同様です。
これらの条件を満たしていなければ、警察はそもそも積極的な捜索を行いません。
民事不介入の原則があるため、警察は本人の意志で失踪した人を強制的に連れ戻すことはできないのです。
条件を満たし、その中でも特に問題が大きいと判断された場合にのみ、公開捜査を行ってくれます。
事件性の有無や緊急性は、以下の点で判断されます。
行方不明者の事件性の有無や緊急性を判断するポイント
- 争った跡など、事件や事故に巻き込まれた形跡がある
- 失踪直前に災害が発生していた
- 遺書や犯行予告が残っているか、自殺や犯罪をほのめかしていた
- 未成年、高齢者、障害者、傷病者などである
- 精神科への通院歴や薬物の使用歴がある
- 刃物、爆薬、銃火器などを所持している
先に紹介した警察庁のサイトを見ればわかる通り、公開捜査が行われている行方不明者の大半は高齢者や未成年者です。
比較的若い成人は、ごく一部にすぎません。
民間団体のサイトだと幅広い年齢層が掲載されているのは、警察と異なり事件性を必要としないからです。
事件性がなく、公開捜査が望めない行方不明者を探すには、他の方法を選ばなければなりません。
方法は大きく分けて2つあります。
自力で探すか、探偵や民間団体の力を借りるかです。
自力で探す
チラシ配りやポスターの掲示
自力での捜索は、チラシ配りやポスターの掲示などが基本です。
チラシの作成や印刷はすべて自費ですし、長期間続けるのはとても大変ですが、地道にがんばるしかありません。
ただし、あまり大々的に情報提供を呼びかけると、かえって行方不明者が戻りづらい環境を作る可能性もあります。
そこで、駅の窓口や売店、バスセンターなどに「こんな人を見かけたら連絡してください」とお願いしてみましょう。
これらの場所で働く人たちは、毎日大勢の人と接しています。
行方不明者を見かけて「あれ?」と思ってくれるかもしれません。
1回きりのお願いではなく、定期的に顔を出すことが大切です。
預金の動きや健康保険証の使用状況にも注目
また、行方不明者の預金の動きや、健康保険証の使用状況にも注目してください。
預金を引き出したり保険証を使ったりした形跡があれば、生存している可能性は高いといえます。
どこで預金の引き出し・保険証の使用があったのかがわかれば、大きなヒントになるでしょう。
その他、行方不明者の行きそうな場所は定期的に回るようにしてください。
自力での人探しは、こちらの記事も参考にしてください。
【自力で人探し】自分でできる人探しの方法と手順
探偵や民間団体の力を借りる
民間団体の利用は受け身の人探し
先に紹介した民間団体の力を借りれば、ネット上で行方不明者の情報を公開し、幅広い情報提供を呼びかけることができます。
事件性がなくても使えるのが大きなメリットです。
まずは、民間団体の行方不明者情報サイトに掲載してもらい、広く情報提供を呼びかけましょう。
積極的に人探しをするなら探偵
しかし、情報提供を呼びかけることは、あくまでも受け身の人探しにすぎません。
積極的に捜索をしてもらいたければ、探偵事務所の人探し調査を利用するしかありません。
可能性のある場所を徹底的に捜索してもらえれば、自力で探すより遥かに効率がよくなります。
相談や見積もりは無料ですので、まずは探偵事務所に連絡してみましょう。
行方不明者の捜索は、何がきっかけで進展するかわかりません。
半分あきらめかけていた時に寄せられた1つの目撃情報から、一気に発見に至ることもあるのです。
大規模かつ継続的な情報提供の呼びかけこそが重要になります。
可能であれば警察に公開捜査をしてもらい、それが無理なら探偵への依頼や自力での捜索を継続してください。
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